▽ '07 備中神楽 IN OSAKA ▽ 備中神楽トピックス ▽ 新見のうめぇもん ▽ 備中神楽とは
※写真は '07 備中神楽 IN OSAKA 公演のシーンより
導きの舞 導きの舞
*役配 = 三宅貫也
 備中神楽の、荘厳な「命舞」、流麗な「姫舞」、勇壮な「荒舞」などの数ある神楽舞の全ての基本型で、続いて舞う猿田彦命の由来を説明して導く舞。
猿田彦命の舞 猿田彦命の舞
*役配 = 森本 学  平井啓介  中野 啓  雛元裕二郎
 天孫降臨の際に神々の先導役として道安全を守護し、神楽全体の邪神や悪霊を切り祓いする舞。
 この舞には日本古来の武術や棒術の原型が組み込まれていて、各地に伝わる「鬼剣舞おにけんばい」にも通じます。通常一人舞いが基本ですが荒神神楽などでは四人舞い、五人舞いのときもあるそうです。
天の岩戸開き 天思兼命(天の岩戸開き)

天の岩戸開き

天細女命(天の岩戸開き)
*役配 = 天児屋根命あめこやねのみこと・・・佐藤寿雄 / 天太玉命あめふとだまのみこと・・・三宅貫也
      天思兼命あめおもいがねのみこと・・・妹尾賢治 / 天細女命あめうずめのみこと・・・森本 学
      天手力男命あめたちからおのみこと・・・赤木満夫/天照大御神あまてらすおおみかみ・・・雛元裕二郎
 天照大御神が弟神の素戔鳴尊の悪行に怒り、天の岩屋の戸を閉じて中にこもってしまったので、高天原たかまがはら葦原中国あしわらのなかつくにも常闇になってしまいます。そこで慌てた神々達が天の安の河原に集まり、一計を案じるところから神楽が始まります。協議の結果、天細女命が乱舞し、その賑やかしさに天照大御神が岩屋の戸を少し開けたところを天手力男命が強力で引き開ける物語です。
国譲り 大国主命(国譲り)

事代主命(国譲り)

鬼退治(国譲り)

両神(国譲り)
*役配 = 大国主命おおくにぬしのみこと・・・妹尾賢治
       悠長で優雅で気品があり、大国さまのまく「福の種」は縁起物として
       喜ばれます。縁結びの神で島根県の出雲大社の祭神です。
      事代主命ことしろぬしのみこと・・・平井啓介
       優美な「鯛釣り舞」の恵比寿さまとして知られ、漁業と海上交通、
       商家の神で島根県の美保神社の祭神です。
      建御名方命たけみなかたのみこと(鬼)・・・雛元裕二郎
       長野県の諏訪大社の祭神です。
      両神りょうしん二神ふたはしら
      経津主命ふつぬしのみこと・・・森本 学
      武甕槌命たけみかづちのみこと・・・雛元裕二郎
※出雲神話に基づく神能で、葦原中国の国主・大国主命が国土を天照大御神
の勅命で高天原から降臨した勅使に献上するいきさつを説きます。
勅使の両神の地舞の後、大国主命が葦原中国のかまどめぐりをして観衆に福
の種を授けます。しかし、再び現れた両神と国譲りの口論となり決裂したところ
へ、勅使・稲脊脛命が仲裁に入ります。大国主命は息子の事代主命を呼んで
相談し、国土を献上する決意をしますが、もう一人の息子の建御名方命が反
対し、両神との大激戦の末に降伏するというストーリー。
見せ場の大立まわりの鬼役は気鋭のの若手太夫が抜擢されます。
大蛇退治 素戔鳴尊と足名椎、手名椎(大蛇退治)

松尾明神(大蛇退治)

松尾明神と酒造りの神々(大蛇退治)

大蛇(大蛇退治)

大蛇(大蛇退治)
*役配 = 素戔鳴尊すさのおのみこと・・・赤木満夫
       農神・疫神として知られる八重垣神社(島根県松江市)など全国の縁の
       神社の祭神です。
      足名椎あしなづち(翁)・・・妹尾賢治
      手名椎てなづち(媼)・・・佐藤寿雄
      奇稲田姫くしいなだひめ・・・雛元裕二郎
      松尾明神まつのおみょうじん・・・平井啓介
      室尾明神むろのおみょうじん・・・佐藤寿雄
      奇名玉明神くしなたまみょうじん・・・中野 啓
      大蛇おろち・・・佐藤寿雄/森本 学/ 中野 啓/雛元裕二郎
 
 
※悪業を働いたために高天原を追いやられ出雲の国に降り立った素戔鳴尊が
やらいの舞」を舞います。そこで出会った足名槌、手名槌という老夫婦の嘆き悲
しむ話を聞き、娘の奇稲田姫との婚約を条件に八俣やまた大蛇おろちを退治する準備を
します。素戔鳴尊と奇稲田姫との「契りの舞」のあと、酒造りの守護神・松尾明
神と手伝いの神々(室尾明神、奇名玉明神)のおどけた表情や音楽さんとの掛
け合い、神変奇濁八塩折やしほりの酒を醸造するシーンは面白可笑しく話芸が絶妙で
す。続く「幕掛り舞」で仕度を整えた素戔鳴尊による最大のクライマックス「大蛇
退治」で幕となります。
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